日本版「足病医」が足のトラブル解決

日本人は「外反母趾」になりやすいって本当でしょうか?

写真はイメージ

 外反母趾がどんなに重症でも歩けなくなることはほとんどありませんが、歩行時に痛みを伴い、転倒リスクが増すと言われています。転倒は骨折にもつながり、骨折部位によっては、生活活動性が下がってしまうため、高齢者にとっては非常に重要な問題です。次回は当院で行っている外反母趾の治療についてお話しします。

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田中里佳

田中里佳

2002年東海大学医学部卒業、04年同大学形成外科入局、06年米国ニューヨーク大学形成外科学教室留学、12年順天堂大学医学部形成外科学講座准教授、医局長を経て現職を務める。

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