一生見える目をつくる

レーシック手術を受けた翌日の感動は26年経った今でも忘れられない

レーシックは決して危険な治療ではない

 私は神奈川県横浜市にあるクイーンズ・アイ・クリニックの院長をしており、専門は視力矯正治療です。中でもとくにレーシック治療については、私自身が26年前に実際に手術を受けたこともあり、この連載でみなさんにお話ししたいことがたくさんあります。

 まず正しておきたいのは、ネット上でまことしやかに囁かれる「レーシックは危ない。その証拠に眼科医はレーシックを受けていない。みんな眼鏡だ」というウワサについて。そんなことはまったくありません。

 実際、周囲の眼科医でレーシック治療を受けている人はたくさんいますよ。

 私も眼科の診療をしながら患者としてレーシック手術を体験したひとり。26年も前となりましたが、いまでも手術を受けた翌日の感動は忘れられません。

 私は中学生の頃から眼鏡をかけており、レーシック手術時の視力は0.1。ひどい乱視もありました。「眼鏡をかけたら見えるんだから、それでいい」と考えていた時期もありましたが、レーシック手術を受けた翌日にホテルの窓から見た景色は、一生忘れることはないでしょう。「この景色は自分の目で見ているのか!」「裸眼で見えるというのは何と素晴らしいのか」と感動しました。

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荒井宏幸

荒井宏幸

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

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