揉んでやせる! 理学療法士考案「ミオドレマッサージ」の威力

痩せたければ運動はむしろしなくていい?(C)日刊ゲンダイ

「筋肉は、関節をまたいで“始点”と“終点”が骨に固定され、伸び縮みしています。7つのくぼみには、多くの筋肉の始点と終点が集まっていて、刺激することで、筋肉全体のこわばりが取れて、緩みやすくなります」

 両手でくぼみをギュウッと強く押して(場所によってはつかむ)、筋肉の走行に沿って強くこする。

 記者(女・40)は週1~2回の筋トレと、週1~2回のジョギングをノルマにしている。その割に下腹がへこまない。小野氏の話を聞き、まずはプロの技を体験するため、「ソリデンテ南青山」(女性限定)に3回通うことに。

「筋トレとジョギングのせいで筋肉が硬い。柔らかくするには最初、相当痛いかも」と釘を刺されていたが、想像を絶する痛み。施術中、うめきっ放しだった。ところが終わると、運動後のようにスッキリし、体が軽い。3回終えたら、下腹がへこんだのか、きつかったパンツが少し緩くなった。この間、筋トレとジョギングはしていない。

 経験からわかったこと! 「強めにする」というのは、自分が想像している強さの「×20倍」と考えるべき。それくらい強くしないと、ミオドレマッサージ未経験の筋肉は柔らかくなりにくい。しかし、やっただけの見返りはあるはずなので、ぜひトライを。

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