病院は本日も大騒ぎ

病院への寄付 「現金」だけでなく「絵画」「写真」「本」も

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 こんにちは、首都圏の総合病院で、看護師長を務めている看護師歴十数年のサトミです。

 私たち看護師は患者さんやご家族からお礼の意味でいろいろな貢ぎ物をいただくことがあります。

 お菓子など食べ物が多いのですが、看護師は原則、患者さんからまんじゅうを1ついただいても、病院の総婦長など責任者に報告をしなければなりません。医師はわかりませんけど(笑い)。

 また、患者さんやそのご家族から、担当医師が個人的に寄付(謝礼の意味が大きい)を受ける行為は別にして、病院に寄付名目の現金を寄贈された場合は、喜んで受けます。もちろん病院は領収書を発行し、経理上できっちりと処理します。とはいえ、患者さんによるこうした「現金」での「寄付」は、一般の病院ではそれほど多いケースではありません。

 ただし、大きな病院に行くと、正面玄関の入り口付近に、多くの車椅子が用意されているのを見かけたことがあるかと思います。

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