その結果、「ほぼ毎日笑う人」に比べて、「全くない、もしくはほとんどない人」では心臓病が1.2倍、脳卒中は1.6倍多いという結果でした。もちろん、よく笑う人はそもそも健康的である可能性があり、この研究結果が因果関係を決定づけるものではありません。
しかしながら、「怒りの感情は心臓病が増える」という研究結果も踏まえると、少なくとも、怒る頻度が高い人よりも笑う頻度が高い人のほうが、心臓病や脳卒中のリスクが低い、と言えるかもしれません。
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