「その際、リラックス状態で活発になる副交感神経が優位になります。その状態でさらに眠りすぎたり、休みすぎたりすると、集中しなければならない日中もダラけて、ヤル気が出なくなってしまうのです」
不調を解消するには、寝すぎない、休みすぎないことが大切になる。休日でも、自宅で少しだけ仕事をしたり、体を動かすなどして、交感神経を高めるような活動を心掛ける。
「休日に“寝だめ”するとしても、普段の起床時間から3時間以内に起きることが大切です。起床が1時間遅くなると、睡眠リズムを戻すためには1日かかります。3時間遅くなると水曜日まで不調が続き、リズムが戻る週末は仕事の疲れがたまっているため、結果的に1週間ずっとダラけたまま過ごすことになってしまうのです」
副交感神経が優位になって眠れるからといって、ダラダラ、ゴロゴロ過ごしてはいけない。
初夏の健康対策 誤解と真実