目の脇から脂肪が出て…眼窩脂肪ヘルニアってどんな病気?

清澤眼科医院の清澤源弘院長(C)日刊ゲンダイ

 手術にはさまざまな方法があるが、局所麻酔による日帰り手術が一般的だ。結膜を切り開いて、その下に広がる脂肪を切除。テノン膜の端を眼球の外壁の強膜に縫い合わせ、最後に結膜を元通り縫えば15分程度で終了する。場合によっては手術後に再発するケースもある。

「白目に広がった眼窩脂肪を切らずに、元の場所に押し込めて強膜と結膜を縫い合わせるやり方も開発されています。これなら脂肪を切らないために、出血も少量です」

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