病の克服は患者に聞け

ヒトパピローマウイルス感染症<2>彼にどう話していいのか…

(C)日刊ゲンダイ

 岡本さんは、3割負担の検診料約1万円を支払って帰宅した。

 母親には「子宮頚がんではなかった」とだけ報告したという。

「安心させたかったのです。ただ、ヒトパピローマウイルスの感染は、内緒にしました。問題は、いまお付き合いしている彼氏に、もう感染しているかもしれませんが、どのように話したらいいのか、苦慮しております」と言い、苦痛の顔を見せた。

3 / 3 ページ

関連記事