人工肛門かそれ以外か…迷ったときに知っておきたいこと

生活の質(QOL)を下げないことも大事(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ

 ゴルフ好きな人なら、ゴルフ場にトイレがないので人工肛門の方が楽かもしれない。営業マンで、便意を催したらすぐにトイレに駆け込めるように「トイレマップ」を作っている人もいる。また、寝ている間に漏らしてしまう、という人も。しょっちゅう漏らすわけではなくても、いつ漏らすか分からないとなれば、常にパッドが必要という人もいるだろう。

「むやみに人工肛門を嫌う必要はない。最新の人工肛門の装具がどういうものか、よく主治医と相談した上で治療法を決めるべきです」

 場合によっては、セカンドオピニオンも考えた方がいい。

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