「死ぬまで元気」を目指す

ぐっすり眠りたい時…風呂の温度は体温+2度~3度が最適

体温プラス2、3度がベスト(写真はイメージ)/(C)PIXTA

 一方、熱めの風呂に入ると血圧が上昇する。内臓の働きが弱まり、筋肉が緊張して体は興奮状態に。そのため、朝風呂で目を覚ましたい時や気分が落ち込んだ時など、気分をシャッキリさせたい場合には熱めがいい。

 〆谷先生は「熱めの風呂には、免疫細胞の活性化、快感物質エンドルフィンの分泌促進による脳の若返り、活性酸素を減らすなどの効果もあります。ただ、熱い風呂に入ると心拍数が一気に上昇するので、高齢者や高血圧、心臓の弱い人は危険を伴うことがあります」と言い、こんなアドバイスも。

「最初はぬるめの風呂につかり、出る前に沸かす温度をちょっと上げるようにしてください。すると、脳が『熱い風呂に入った』と錯覚を起こし、ぬるめの風呂につかっていても満足度が得られますよ」

 お試しを。

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