病気はないに越したことはありませんが、命に影響しないような軽い持病をきちんとフォローすることで、命を脅かす恐れのあるがんも早期発見・早期治療ができます。それが結果的に元気で長生きすることにつながるでしょう。そういう考え方です。
私も膀胱がんを見つけた直後はショックでした。そのショックを引きずっていたら、一がん息災はかないません。体力と気力の充実は大切で、医師との信頼関係も欠かせません。山本さんは、その3つがそろっているのだと思います。皆さんもそうやってがんを克服してください。
Dr.中川 がんサバイバーの知恵