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皮膚がんの予防にもなる「飲む日焼け止め」って何ですか?

皮膚科医の玉城有紀氏(YouTubeから)

 日焼け止めローションも、市販品はビタミンC濃度が3%程度。それに比べて、皮膚科で処方されているのは同10%程度です。ほかにも、トレチノイン(肌再生効果)やハイドロキノン(漂白作用)などの美白のクリームも処方できますから、病院で肌に合ったものを選ぶのもいいでしょう。

 洗顔をする際には肌を傷つけないこと。まずは洗顔前には脂分を取るためにしっかり手を洗います。

 泡立てネットを用意し、半分くらいぬるま湯で濡らします。

 洗顔フォームはチューブから2センチほどを手のひらに出します。その手をくぼませて、濡らしたネットで約1分間、泡立てます。空気と触れた方が泡は立ちやすいです。

 手のひらを下に向けても泡が落ちないくらいになったら、自分の肌になでるようにつけます。

 特に目の周りの皮膚はとても薄くデリケート。指先で一番力が入りにくいといわれている薬指でやさしく整えるように洗うのが理想ですね。

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