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感染封じ込め成功国からの帰国<5>日本は管理が緩くなっている

日本では行動制約期間中でも監視や罰則がない(C)日刊ゲンダイ

 ホテルに15日間の滞在だったが、感想は比較的自由だったこと。

 利用の制約を受けているタクシーや公共の乗り物を使ったところで、監視や罰則を科せられることもない。

 実際、古川さんが成田から電車で都心に向かう時も、改札口で駅員から「今日、飛行機を利用しましたか」と問われ、「いいえ」と答えると、すんなり通してくれたという。

「約9万円の宿泊費を支払ってホテルに滞在した理由は、他の『陰性』宿泊者も同じ考えでしょう。審査用紙に明記して入国をパスし、直後に違反してトラブルを起こした場合、今後の出入国が面倒になるリスクが高い。だから素直に従ったのだと思います」

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