子宮頚がんの発症は30代がピークです。晩婚化の今、女性の30代は社会的には重要な働き手であり、出産が重なります。そんな世代の女性が子宮頚がんで倒れると、社会的にも家庭的にもダメージが大きいでしょう。
皆さんのお子さんやお孫さんをイメージしてみてください。90年代後半の生まれなら、ワクチンを接種している可能性から子宮頚がんによる悲劇を免れるのに、00年以降だと悲劇に苦しめられる恐れがあるということです。
副反応とワクチン接種の因果関係は、名古屋での分析により否定されました。自治体に問い合わせると、無料で受けられます。女性の命を守るためには、男性も知っておいた方がいいでしょう。
Dr.中川 がんサバイバーの知恵