セックスが痛い

妊娠しないのはセックスの回数が少ないからと思っていたら…

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「年齢的に余裕がある」「特に相手がいなくてセックスの痛みに悩んでいる」という人は、まずは性交痛の治療を考えてみてはどうでしょうか。不妊治療は、将来的に保険適用になるかもしれませんが、今のところ高額です。お金の面だけでなく、治療は妊娠が確約されているものではないし、肉体的に負担がかかります。私の経験上、通院、投薬、妊娠不成立のときの落胆など、精神面での負担もかなりありました。

 不妊症の検査(相手がいればその方も)で問題がなければ、不妊治療なしで自然妊娠が望めるかもしれません。ぜひ一度、「性機能障害」「性交痛」などをキーワードにして病院を探し、治療の検討をしてみてください。

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小林ひろみ

小林ひろみ

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

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