今日何食べる?

運動後はタンパク質補給を「30分以内」がゴールデンタイム

インストラクターに人気(提供写真)

 もし45分をすぎてしまったら……。体内のアミノ酸がタンパク質へと変わって筋肉を形成する「タンパク同化」という作用が、運動後45分をすぎると下がってしまう。それ以降は急激にタンパク同化の能力が落ちていき、120分が経過すると、普段の働きまで戻ってしまう。ウオーキング後はビールをグビグビッと飲むのではなく、何をおいてもタンパク質摂取なのだ。

 運動後に摂取するタンパク質といえば、よくプロテインが推奨される。効率よく取るにはいいかもしれないが、日常的な食事でもタンパク質は摂取できる。ゆで卵、鳥ササミ、鳥胸肉、チーズ、魚肉ソーセージ、納豆などだ。

 ちなみに、日常的に運動をしている記者が運動後によく食べるのが、チーズ。すぐに口に入れられ、持ち忘れてもコンビニなどで買えるので重宝している。スポーツジムのインストラクター何人かに聞いたところ、コンビニのサラダチキンが人気だった。

 筋肉量が増えれば、太りにくくなる。高齢者においては転倒防止にも役立つ。ぜひ実践を。

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