50代独身男性と80代老親のコロナ闘病記

<2>新型コロナ退院後に自覚した「足腰の弱り」と「体重増」

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 退院して足腰が弱っていることを自覚した。階段では膝がガクガクする。今後の目標は明確だ。「心肺機能を高める」「筋力を高める」「重症化(再入院)リスク低減のために痩せる」「膝の慢性痛を治す」の4本柱だ。そこで、「歩く」「ストレッチをする」「食事量を減らす」「風呂で汗を出す」という4つの行動指針を定めた。緊急事態宣言解除後のリバウンド、変異ウイルスによる第4波が懸念されている。私は体重のリバウンドを阻止したい。

 退院後1カ月の自宅療養で、すでに4キロ太った。まさしくコロナ巣ごもり太りだ。また、退院時の胸部CT検査で、偶然にも腎臓に結石が発見された。よく水分を摂らねばならない。サウナも控えるよう指示があった。血管の血栓が剥がれて詰まり、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まるからだ。

 体重増のピンチだ。散歩をしてみた。退院直後の膝のガクガクは、少し収まってきた。元々長年の慢性の膝痛持ちでもあり、歩く距離は800メートルくらいが限界だ。大した運動量ではない。

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