コロナ禍でも注目 最新医療テクノロジー

眠りを感知して自動で背を上下する「アクティブスリープ」

(パラマウントベッドHP)

 自動でフラットの状態になる「入眠角度」は、初期設定は10度起こした状態で設定されているが、背上げ膝上げなどが30度以下であれば「自動運転」が自由に設定できる。他にも「リラックスポジション」「足楽ポジション」「腰楽ポジション」など、複数のパターンの中から選んで設定することも可能だ。

 マットレスは「頭」「肩」「腰」「でん部」「膝」「かかと」の6部位ごとに、硬さを自由に変えることができる。ウレタン素材の間に合計23本の空気を注入できる「エアセル」が内蔵されており、それぞれにポンプで空気を出し入れすることで10段階の調節ができるのだ。

「アナライザーは医療現場で培ったテクノロジーで、マットレスの下にセットするだけでセンサーなどを身につける必要はありません。ベッドの上に横になるだけで、心拍数、呼吸数、活動量をモニタリングして、睡眠スコアや週次データが専用アプリに表示されます。毎日の自分の睡眠状態を可視化できるので、健康管理につながります」

 アクティブスリープの3製品を組み合わせたセット価格は、シングルが47万3000円(税込み)、セミダブルが59万4000円(同)だ。

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