そのためには、まず始める。そして、始める気になれる自分だけのマジックフレーズを用意する。これがポイントです。
また、脳は慣れてしまうと刺激を受けづらくなる「馴化(じゅんか)」という状況に陥る点も覚えておくと◎。最初はどれだけ刺激的なマジックフレーズでも、繰り返すうちに慣れてしまい、いわゆるマンネリ化のようになってしまいます。
ときめきを呼び覚ますには、「報酬系」と呼ばれる脳の回路が働き、ドーパミンを分泌させることがカギとなります。自分で自分の脳に快感を与え、喜ばせ続ける、達成感を与え続ける。これができれば、馴化に対抗できる。これもやる気を促す上で、効果的な対策術といえます。
たとえば、メール返信は3ポイント、資料作成は5ポイントという具合に、やることを数値化して加算していくと、1週間で自分がどれくらい仕事をしたのか確認できます。積み重ねを視認化すると、「次の週は1ポイントでも上回ろう!」と報酬系が働き、馴化の状況に陥りづらくなる。これもまたやる気対策として覚えておいてください。
科学が証明!ストレス解消法