サッカーW杯で注意したい「目の疲れ」 スマホ視聴は負担大

疲れ目、ドライアイに注意が必要

 普段、メガネをかけている人は遠近用のメガネ、あるいはパソコン作業用のメガネをかけて視聴すること。そうでないと近距離を見るために眼球の中の毛様体筋が疲労してしまう。もし、メガネは1本しか持っていないという人は、これを機会にパソコン用メガネを購入するのもいいだろう。

 W杯はテレビで見る、という人で気をつけたいのは、目を細めたり、頭痛を感じた場合。本人が気づいてないだけで近視、乱視や老視が進んでいる可能性がある。

「テレビを長時間見たからといって、目や視力に物理的な変化はありません。これは米国の眼科医グループが以前から発表しています。目が疲れたとしても、たいていは一晩しっかり寝れば治ります。しかし、そうでなくいつまでも目の痛みが残ったり、目の疲れが残っていたら、目に問題がある場合があります。眼科専門医に診てもらったほうがいいでしょう」

 また、運転するときにメガネをかける人は、長時間テレビを見る際はメガネをかけたほうが楽になる。

 目の健康も考えながら、4年に1度のサッカーの祭典を楽しもうではないか。

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