メガネを語る

メガネは江戸時代初期に大量に輸入されていた 1637年には3万超も

家康も愛用した

 しかし、ポルトガル側の資料は残っておらず、ポルトガルのライバルであるオランダの「平戸オランダ商館の日記」に書かれています。

 それ以前でいえば、「イギリス商館長日記」や「長崎オランダ商館の日記」などにもメガネの記述があるようです。

 いずれにせよ、その数の多さから考えると、江戸時代初期には幕府の高級官僚だけでなく、ある程度の富裕層にメガネが普及していたと考えるのが自然でしょう。

(メガネウオッチャー・榎本卓生)

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