「『いつ、どこで、だれから』ではなく、『現在感染しているか』。一方が感染していれば、セックスパートナーも検査を。そうでないとピンポン感染を繰り返します」
前述の通り、自覚症状だけに頼っていると感染を見逃すかもしれない。身に覚えがある人は別にして、交際相手(セックスパートナー)がかわったタイミングで性感染症の検査を受けることが望ましい。
性器、咽頭のクラミジア・淋菌感染、HIV、梅毒、B型肝炎など、複数の性感染症を一度に、自宅で検査できるセット検査メニューもある。おおごとになる前に。
コロナ禍では控えていたが、今年はキャンプ、バーベキュー、登山、ハイキングといったアウトドアを家族や友人と一緒に楽しみたいという人は多いに違いない。そんなせっかくのレジャーが台無しにならないように“毒虫”に気を付けたい。「巣鴨千石皮ふ科」(東京・豊島区)の小西真絢院長に聞いた。