その結果、全身の副反応の発生割合は、インフルエンザワクチン単独接種群で12.7%、新型コロナウイルスワクチン単独接種群で27.4%と、後者で高いことが示されました。しかし、両ワクチンの同時接種群では27.6%と、新型コロナウイルス単独ワクチンと同等の発生割合でした。
また、ワクチン接種後の免疫反応についても、新型コロナウイルスワクチン単独接種と、インフルエンザワクチンとの同時接種で統計学的に有意な差を認めませんでした。論文著者らは「この結果は両ワクチンの同時接種を支持する」と結論しています。
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