中央値で4.75年にわたる追跡調査の結果、死亡リスクは、最適時間睡眠かつ睡眠障害がない人と比べて、短時間睡眠かつ睡眠障害のある人で56%、統計学的にも有意に増加しました。長時間睡眠では、睡眠障害の有無にかかわらず死亡リスクが増加し、睡眠障害がない人では35%、睡眠障害がある人では83%のリスク増加となりました。
論文著者らは、「睡眠時間がもたらす死亡リスクへの影響は、睡眠の質も強く影響している可能性がある」と考察しています。
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