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「自宅看取り」が注目されているが…人はどこで亡くなるのか 80歳以上では「病院」が増加

住み慣れたわが家で最期を迎えたいと願う人は多いが…(C)iStock

 ちなみに、20年前の2002年に自宅で亡くなった人は総死亡の17.6%で、65~79歳で亡くなった34万3209人のうち自宅で亡くなったのは10.5%、80歳以上で亡くなった44万3751人のうち自宅で亡くなったのは14.8%だった。

 自宅での看取りがブームになりながらも、20年前に比べて80歳以上では自宅で亡くなる人の割合が減っていることは意外だ。ただ、65~79歳での自宅での死亡が2倍以上になっていることから、80歳以上になると、自宅介護をしていても、最期は病院に任せるケースが多いのかもしれない。

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