「能登半島地震」避難所の食事の現状…高脂質、高塩分のメニューが続き体が悲鳴

珠洲市飯田町(文中の男性とは関係ありません)/(C)日刊ゲンダイ

 現在、男性が懸念しているのは避難所の食事内容の偏りだ。

「私が行っている避難所では、という話ですが、企業さんから食事が提供されるようになり、食べることはできるようになっています。食のフェーズが、命をつなぐものから健康を守るものへと切り替わる段階にあるのです。しかし……」

■同じ献立が続くことも

 4日間、大手の外食チェーンが炊事に入った時は、次のような献立だった。

【1日目】
昼食:豚丼、豚汁、サラダ
夕食:牛そぼろ丼、トマトスープ

【2日目】
昼食:ハンバーグ丼、豚汁、サラダ
夕食:カレーライス、豚汁

【3日目】

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