ひどい腰痛も8割治る

脊柱菅狭窄症の「馬尾型」は手術が必要になるケースが多い

脊柱管狭窄症には3つのタイプがある

 この病気は再発することが多いですが、その理由は従来の手術法にありました。飛び出した椎間板ヘルニアを切除し、不安定化している脊椎を固定することで症状を緩和させますが、椎間板のひび割れ自体は修復できていないため、再度ヘルニアが発生する場合があり、それが完治が難しい病気といわれるゆえんだったのです。

 しかし最新の治療法では根本的な治療を行えるようになっており、その代表的な治療法にセルゲル法とフローレンス法という2つの治療法が出てきています。

 次回以降、これらの治療法について説明したいと思います。

(ILC国際腰痛クリニック東京・簑輪忠明院長)

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