歯を白くする「医療ホワイトニング」のメリットとデメリット…世代を超えて人気

白い歯を維持している人は自己管理ができていて信頼できるイメージが

「このため、セルフを行ったが満足できず、医療ホワイトニングを行う人は少なくありません」

■神経を抜いた歯にはウォーキングブリーチ

 医療ホワイトニングには、すべての工程を歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、歯科医師の指導の下で自宅などで行うホームホワイトニング、2つのやり方を併用するデュアルホワイトニングの3種類がある。虫歯や外傷などで歯の神経を失った失活歯の場合、変色すると普通のホワイトニングでは効果が出ないため、ウォーキングブリーチと呼ばれる特殊な方法を行う場合もある。

「オフィスホワイトニングは結婚式や商談など目前のイベントに白い歯で人前に立ちたい、という人にお勧めです。1時間前後の施術では専用の薬剤を歯の表面に塗った後にレーザーで光を当てます。色素を分解する化学反応を強めるためです。この方法で数カ月間、白さを維持できます。ホームホワイトニングは、初回の通院を除いては歯科医院で作ったマウスピースに専用の薬剤を塗布して歯に装着することで歯を白くします。歯が白くなるまで時間はかかりますが、自分のペースで行え白さが長持ちすることがメリットです。多忙で歯科医院へ通いづらいという人にはお勧めです。デュアルホワイトニングはその2つの特性を兼ね備えています。費用はかかりますが、結果的に当院ではデュアルホワイトニングを選択する人が多くなっています」

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