病気になりたくなければ怒りを手放せ

イライラしたら眠るに限る

 イライラした怒りは、ためすぎると一触即発で大爆発してしまうことがあり危険です。イライラは、物事や人が自分の期待通りに動いてくれない時に起こります。さらにこれといった解決策が浮かばない時に発生します。つまり「自分の思う方向へ行けず停滞している」というサインがイライラなのです。

 イライラを特に激しく感じる日は、何とかしようと頑張るより、まずはぐっすり眠ることをおすすめします。十分に眠るだけで感情が安定し、イライラをかなり解消することができます。

 4時間睡眠の寝不足グループと8時間睡眠のグループとを比較した結果、明らかに前者のグループが不安・緊張を感じやすく、感情の抑制が利かなくなるという研究報告もあります。

 睡眠は偉大な脳と体のメンテナンス法です。夜に7時間前後連続して眠ると、前日の脳の疲労がとれるので記憶力も作業能率もアップします。イライラが薄まるばかりか仕事能力もアップするため、停滞していた物事を打ち破るアイデアも湧きやすくなるのです。

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