厚労省が調査本腰…全国30万人「慢性疲労症候群」の恐怖

写真はイメージ/(C)日刊ゲンダイ

 病院に行くと、精神安定剤や抗うつ剤、ビタミンCなどを処方してくれる。これらの薬は疲労感の解消をもたらすが、根本的な治療にはつながりにくい。

「これまで医者が『うつ病』とか『ストレス性発熱』などと診断し、見逃していた可能性があります。深刻化すると、疲れで働けなくなることもあるので、周囲の理解とケアが重要です」(米山公啓氏)

 自分から「慢性疲労症候群じゃないですか?」と聞いたほうがいい。

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