漢方達人をめざせ!

食べられない

 これは、典型的な物事の考え過ぎなどによる消化不良です。「ストレスはない」とWさんは言いましたが、自覚していないだけ。「体は正直ですよ」と返すと、「寝る直前まで、明日の仕事の段取りなどを考えています。夢に見ることもあります」とのことでした。

 Wさんのような悩みの場合、漢方薬では「四逆散」「六君子湯」「安中散」などを使います。「もっと気軽に飲めるものがいい」とのことでしたので、ナツメの実、サンザシの実、ショウガ、紅参、ウイキョウなどをブレンドしているお茶をお薦めしたところ、今では胃腸の調子は
絶好調。毎食おいしく食べられるようになったそうです。

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久保田佳代

父は乳児院院長、母は薬剤師、長女は歯科医、次女は眼科専門医という医療一家に産まれたが、昨今の臓器医療である西洋医学とは違い、人に向き合い、カラダとココロの両面から治療が行える漢方を志し20余年経つ。昭和薬科大学卒業、老舗漢方薬局を経て、「氣生薬局」開局。サプリメントアドバイザー、漢方茶マイスター、日本プロカウンセリング協会1級など多数資格取得。「不妊症改善における実力薬局100選」に選ばれている。