ところが今年、スタンダードアレルゲンを一気に検査できるパッチテストパネルが保険適応になった。皮膚科専門医が原因物質の追求を容易にできるようになり、治療の対策を立てやすくなる。「陽性と出たアレルゲンは過去から現在、未来を示すアレルギー反応と考えてよい。生活改善対策がより明確になり、接触性皮膚炎を予防できる結果が得られます」 今回のパッチテストパネル登場で、今後、接触性皮膚炎対策は大きな前進が期待できそうだ。
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