サラリーマンのパワーup 食で不調を撃退する

認知症対策に「噛むサラダ」

 脳によい刺激を与える「しっかり噛むメニュー」を意識してください。日本酒のおつまみにはアタリメ、エイヒレ。ビールには、ナッツや枝豆、そして、パプリカやニンジン、ブロッコリーなどがたっぷり入った“噛むサラダ”。加えて、脳のタンパク質の補修に役立つお肉、魚、貝類のメニューも忘れずに。

 飲み過ぎは認知症のリスクを上げますが、まったくお酒を飲まない人より、ビールやワインを1杯程度いただく方が認知症のリスクを軽減するようです。少しのアルコール量で満足出来れば、最高ですね。

 将来を見据えた認知症の予防は、家族や周囲のためです。意識してみて下さい。

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佐藤智春

佐藤智春

スタイリストとして活躍していた32歳の時、働き過ぎで体調を崩しダウン。「分子整合栄養医学」に出会い、人体と栄養の関係を学び、実践を重ねながら健康を取し、血液栄養診断士の資格を取得。現在はクライアントの血液データから栄養を厳密に把握し、食と医療、ライフスタイルを具体的に提案。著書に「卵を食べれば全部よくなる」「男は食事で出世させなさい」「身長を伸ばす7つの法則」など。