これはインフルエンザの抗原の変化しない部分に対する抗体を産生させるような刺激を与えるワクチンで、動物実験では、すべてのインフルエンザに効果が認められています。鳥インフルエンザのような新型インフルエンザにも効果があるのです。
一度ワクチンを打ってしまえば、新型インフルエンザがはやっても怖くない。そんな時代が近い将来、来るかもしれません。
医者も知らない医学の新常識
信州大学医学部医学会大学院卒。同大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科研修を経て、1998年より「六号通り診療所」所長を務めた。日本プライマリ・ケア学会会員。日本医師会認定産業医・同認定スポーツ医。糖尿病協会療養指導医。