カルシウムの調整は副甲状腺で行われます。不足すると、ホルモンバランスの乱れ、免疫力の低下、心臓や筋肉の収縮弛緩に影響し、血圧にも関係します。脳の神経伝達や精神にも不安が生じ、最近増えているアレルギー症状にも、カルシウム不足が関係していることがわかっています。
つまり、カルシウム不足は、よくいわれる骨粗しょう症のリスクを上げるだけでなく、命に関わるさまざまなことに影響を及ぼすのです。
カルシウムの摂取は、「マグネシウムやビタミンDと一緒に」が忘れていけないポイント。カルシウムは、乳製品、魚介類、海藻類、緑黄色野菜に多く含まれています。マグネシウムは、大豆加工食品、アーモンド、ナッツに、ビタミンDはキノコ類、卵、魚介類などに豊富です。
日本人は慢性的にカルシウム不足ですので、これらを組み合わせた食事をルーティン食に加えてください。
サラリーマンのパワーup 食で不調を撃退する