医者も知らない医学の新常識

ユニーク診断 「ピーナツバター」でアルツハイマーが発覚?

(提供写真)

 しかし、これが発表されたのと同じ専門誌に翌年掲載された論文によると、別の研究者が同じ実験をしたところ「全く診断には役に立たなかった」という結果になっていました。その後にまとまった報告はないようで、どうもこの話は、うのみにするのは間違いのようです。

 アルツハイマー病になるかどうかを簡単に診断できればそれに越したことはありませんが、「今のところ確実な方法はない」と考えた方が良さそうです。

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石原藤樹

信州大学医学部医学会大学院卒。同大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科研修を経て、1998年より「六号通り診療所」所長を務めた。日本プライマリ・ケア学会会員。日本医師会認定産業医・同認定スポーツ医。糖尿病協会療養指導医。