その結果、飲酒量が週に300グラム未満の人では、飲酒頻度が月に1~3回の人と比較して、週に1~2日の人、週に3~4日の人、週に5~7日の人、いずれにおいても死亡のリスクに明確な差は見られませんでした。ところが、飲酒量が週に300グラムを超えると、週に4日以下の人は死亡のリスクが変わらない一方で、週に5~7日の飲酒では、1.29倍(飲酒量300~449グラム/週)~1.55倍(飲酒量450グラム以上/週)、統計的にも有意に死亡のリスクが増加しました。
毎日飲酒をしない人は、飲酒以外にも健康に配慮している可能性が高く、この結果が因果関係を決定づけるものではありません。ただ、この論文結果に基づけば、飲酒習慣のある人は、休肝日を2日以上設けた方が良いかもしれません。
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