でも、お母さんは納得せず、病室から動こうとしません。困った医師と子どもに付き添っていた看護師は、それなら「整形外科を訪ねてください」と担当医を紹介しました。
翌日になってその奥さんは、再び子どもを連れてきて、「整形外科」の診察を受けたのです。
もうCTスキャンを撮っておりますから、小児科から回された診断画像を見ながら整形外科医も、「大丈夫ですよ。心配しないでください」と同じ診断を下しました。
でも、お母さんはやはり納得しない。「子どもの足がおかしい」と言うばかり。
困った医師は、「それではもう一度、小児科の診察を受けてください」と言いました。
お母さんはその足で昨日診察を受けた「小児科」病室を訪ねて、「もうこんな病院、二度と来るか!」とこんなセリフを吐いて病院から出て行きました。
病院は本日も大騒ぎ