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噛むと脳活性化なのに…若者「ガム離れ」なぜ起きた?

「咀嚼は唾液の分泌を増加させ、疾患予防、消化促進などのほか、生活習慣病の予防、特に肥満予防につながります。日本肥満学会の『肥満症治療ガイドライン』では、30回噛むことが推奨されています。よく噛むとヒスタミンの量が増え、満腹中枢や交感神経が刺激され、食欲が抑えられ、満腹感を得やすくなります。食べ始めてから脳の満腹中枢が働くまで約20分かかるため、過食防止になるのです」

 場所を選ばず短時間でこれほど費用対効果の高いアイテムはないのだ。

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