病院は本日も大騒ぎ

隔離は有名無実? 結核の患者さんが食堂でコーヒータイム

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 こうした厳しい規律があるのに、その患者さんは一般の人も利用する病院内の食堂で、堂々とコーヒーを飲んでおりました。驚いたことにこの患者さんは救急車で入院してきたのに、少し元気が出ると白昼、病院の周囲を散歩しているというのです。

 すぐにその患者さんには注意して部屋に戻ってもらいましたが、呆れた話です。

 入院時、病院側は保菌患者さんにはいろいろな規則を守るように指導します。でも、一人一人、24時間監視するわけにもいかず、このようなミスが起きてしまうのですね。

 結核治療の患者さんは、保菌しているだけで身体的にはまあ元気です。それで一日中、ベッドに寝て静養している気持ちも理解できます。でも患者さんは、病気の重みを自覚しなければなりませんね。もちろん、病院側もきっちりとした監視が必要かと思います。

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