動脈硬化に勝つ

死亡率が大幅減少 狭心症治療は「心臓リハビリ」が必須

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「4万4000人の男性を12年間追跡調査した結果では、若い頃の強い運動がトータルで2000時間を超えると、運動しない人より心房細動(脳梗塞の原因となる不整脈)を起こすリスクが明らかに高くなるという結果が出ています。また、中高年では強すぎる運動は整形外科的障害ばかりではなく、動脈硬化や心肥大など血管や心臓病の原因になります」
(おわり)

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伊東春樹

伊東春樹

日本循環器学会専門医、日本心臓病学会(上級臨床医、FJCC)。「けやき坂医科歯科クリニック」非常勤。