飽和脂肪は摂取カロリー全体の10%に抑えます。牛肉などの赤身肉は週1回以内にし、マリネにすれば料理をする時に毒性のある化合物が出にくくなります。オメガ3脂肪酸を多く含むクルミ、フラックスミール、大豆などの豆類を積極的に取り、サケ、サバ、イワシ、カキなどの魚介類は週3回は食べたいところ。油もオーガニックのオリーブ油、キャノーラ油など、できるだけ良質なものを使いましょう。
逆に避けたいものは加工食品。特に高塩分、ブドウ糖果糖液糖を含むものに注意が必要です。トランス脂肪酸などの悪玉脂肪もノー。甘味は砂糖や人工甘味料ではなく、ファイトニュートリエント(希少植物性活性化栄養素)を多く含む果物やニンジンなどにします。「できるだけナチュラルなものを食べたい」という今の若者の食トレンドにもマッチした抗炎症ダイエットのブームは、当分衰えそうもありません。
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