牧田ドクター「最強の食事術」Q&A

ビターを1日25g程度が理想的 チョコレートで健康になる

カカオポリフェノールが豊富なチョコを(C)日刊ゲンダイ

 カカオの実をすりつぶした飲み物を毎日5~7杯飲むカリブ海の島に住む先住民クナ族は、塩分の多い食生活をしていながら高血圧、心臓病、脳卒中、がんなどの発症率が低いことが報告されています。これはカカオポリフェノールを大量に摂取した結果ではないか、といわれているのです。

 では、なぜ日本ではチョコレートは太ると考えられていたのでしょう? それは、日本の市販のチョコレートの多くは砂糖たっぷりで、カカオ成分が少ないからです。

 健康のためにチョコレートを食べるのならカカオ成分が70%を超えるビターなチョコを1日25グラム程度摂取するのが理想とされています。ホワイトチョコレートにはポリフェノールやミネラル成分は多くはありません。健康目的で食べるのならNGです。

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牧田善二

AGE牧田クリニック院長、医学博士、糖尿病専門医。1979年、北海道大学医学部卒業。ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座などで糖尿病の合併症の原因とされるAGEを研究。96年から北海道大学医学部講師、2000年から久留米大学医学部教授。03年から糖尿病をはじめとした生活習慣病および肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座で開院、延べ20万人以上の患者を診ている。著書に「医者が教える食事術 最強の教科書」(ダイヤモンド社)ほか、多数。

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