萩原健一さんは闘病8年 GISTではどんな治療が行われるのか

萩原健一さんはおよそ8年の闘病生活(C)日刊ゲンダイ

 レゴラフェニブの「次」はまだ承認されていない。新薬の臨床試験に参加する、経過観察、緩和ケアなどの選択になる。

 関係者によると、萩原さんは亡くなる2日前の24日には、妻の理加さん(モデルの富田リカ)と共にスポーツジムに通うほど元気だった。翌25日に自宅で倒れ、病院に救急搬送されたという。

「萩原さんの再発の有無や薬の状況が分からないので何とも言えませんが、イマチニブやスニチニブを継続して使うと、副作用の一つとして出血しやすくなり、脳血管障害や心血管障害のリスクも高くなります。ただし、継続使用の場合は、副作用の状態を医師が必ず確認しているので、致命傷になるほど使い続けることはありませんが……」(三森教授)

 また1人、一時代を築いたスターが逝った。

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