失明リスクが高まる? 目の紫外線対策を怠っては行けない

肌への紫外線対策とともに(C)共同通信社

「ドライアイや翼状片になる可能性もある目の病気で、屋外スポーツ部に所属する学生は屋内スポーツ部所属の学生に比べて約3.1倍も多いとのデータもあります。子供も注意が必要で、小学6年生の6人に1人、中学2年生の3人に1人が発症するともいわれます」

 これらの目の病気は放っておくと失明につながる危険性もある。どうしたらいいのか?

「紫外線に目を直接さらさないことが基本です。まずは外出時に紫外線カット用のサングラスをかけましょう。都会ではビルや道路の反射により、あらゆるところから紫外線が目に飛び込んできます。大きめのフレームで側面をカバーし、目をしっかりガードしてくれるデザインのものを選ぶといいでしょう」

 ただし、あまり色の濃いサングラスだとかえって瞳孔が開き、より多くの紫外線が瞳に侵入する可能性がある。色の薄めのサングラスを選んだ方がいい。それだけでは十分でないという意見もあるが、紫外線カットのコンタクトレンズもある。

 帽子はつばの幅が広い物を選ぶ。側面に隙間があるサングラスしかない時でも、つばの広い帽子をかぶっていれば、側面から侵入する紫外線を防ぐことができる。

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