「自分でやるときは、鼻毛切り用のハサミより、カッターの方が無難です。鼻毛切り用は先端がとがっていなくて、丸くなっていますが、それでも見えないので、粘膜を傷つけるリスクが高い。その点を考えると、カッターです」
なるほど、カッターなら、鼻毛用の“ひげ剃り感覚”で使いやすい。
「注意したいのは、剃り過ぎです。鼻毛は、細菌やウイルス、花粉など、異物の侵入を防ぐほか、鼻の内部の湿度を保つ働きもある。気持ちいいからといって、奥までごっそりと剃ってしまうのはよくありません。カットするのは、鼻の入り口から1センチで十分です」
鼻毛処理は大した手間ではないが、忘れがち。トイレなどのふとしたときに、ちょろっと見えたりして、カッターもなくて慌てて抜いた。そんな経験はあるはず。ドジを防ぐ“奥の手”もあるそうだ。
病み患いのモトを断つ