森川医師の著書のタイトル「ひとの話をきかない」は「耳を貸さない」ではなく、対話を通し、ひとつの意見にまとめず個々を認めていこうということ。自殺希少地域と同じ環境をすぐにつくり出すのは困難だが、自分がまず周囲とのかかわり方を変えようと努力することが、結果的には、自殺に向かおうとする人を減らせるかもしれない。
5 / 5 ページ