加齢による老人性難聴も、聴力の低下は8000ヘルツから。一般に突然の聴力低下や、耳鳴り、めまいなどがないと、耳鼻科でもより精密な検査を行うことはまずありません。しかし、1000ヘルツと4000ヘルツの聞こえる音の強さに20~30デシベルの開きがあるときは、念のため精密検査を受けるのが無難です。(梅田悦生・赤坂山王クリニック院長)
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