世界に先駆けて、コロナ感染の封じ込めに成功し、台湾は世界中から称賛された。
感染者数がゼロの日もある現在、台湾は「防疫新生活運動」をスローガンにして、マスクの着用や手洗い、店に入るときの検温の協力を要請している。
「女性はピンク色、男性は黒や青色系のマスク着用が多かったのですが、そのマスク姿も街から次第に消えています」(古川さん)
帰国の準備をしながら古川さんは、インターネットの検索で日本のコロナ情報を収集。特に「厚労省医薬・生活衛生局検疫所業務管理室」の案内を熟読した。大要こう記されていた。
「帰国されたお客様へ PCR検査を受けること。飛行場から自宅までの公共交通機関(鉄道、バス、タクシー、飛行機、旅客船)の使用は不可。入国した次の日から14日間は、申告した宿泊先で待機」――。
コロナ第2波に打ち勝つ最新知識