蕁麻疹は5人に1人が経験 重症でも9割が良くなる治療法

写真はイメージ

 薬で症状が出ない状態が3カ月程度続いたら、今度は薬の量、飲む頻度を減らしていく。

「たとえば抗ヒスタミン剤なら、2粒で3カ月間症状が出なければ、1日1粒に減らします。そのまま2~4週間ほど症状が出なければ、2日で1粒で2~4週間。次に3日で1粒で2~4週間……と時間をかけて減らしていきます。途中で症状が出たら、薬の量を少し増やしたり飲む頻度を短くします。ステップ2もステップ3も、時間をかけて薬を減らしていく方法は同じです。いきなり薬をやめると再発しやすいので注意が必要です」

 この方法で、重症患者も9割の人が良くなるという。蕁麻疹とおさらばできるのだ。

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